企業情報
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ご挨拶
MESSAGE
京都大学の種を社会の実りに
京都大学イノベーションキャピタル株式会社は、世界トップレベルの研究機関である京都大学の研究成果を活用し、次世代を担う産業の創造に、投資活動を通じて貢献することを目的として、国立大学法人京都大学の100%出資子会社として設立されたベンチャーキャピタルです。弊社の使命は、産業界とアカデミアの橋渡し役として、京都大学を始めとする国立大学の高度な研究成果・技術等を活用して次世代を担う新産業を創出することにあると考えております。
ある基礎研究者のご発言で印象深いものがあります。「自分が心血を注いだ研究成果をベンチャー企業が事業化することは今までもあった。しかし、その多くは海外企業で、日本のベンチャー企業が活用してくれたことは非常に少ない」。もちろん、日本にも大学の研究成果を活用する素晴らしいベンチャー企業は数多く存在しますが、日本の学術研究の水準・厚みに鑑みると、もっと多くの大学発ベンチャー企業が設立されて然るべきであり、それが十分に達成できていない要因の一つとして、シード/スタートアップ段階でのリスクマネーに厚みがないことが挙げられると思います。
弊社は、“投資案件の発掘”のみならず “投資案件の組成”にも注力し、シード/スタートアップベンチャーへの投資に積極的に取り組むことで、産業活性化の一翼を担いたいと考えております。

代表取締役社長楠美 公
弊社が投資活動を開始したのは2016年1月で、まだ活動期間は決して長くありませんが、事業会社、金融機関、そして民間ベンチャーキャピタルの方々等にご支援いただきながら、起業段階から携わる創業ファイナンス、大企業と連携してのカーブアウトベンチャー創出、海外ベンチャー企業への投資等に積極的に取り組み、徐々に経験・ノウハウを蓄積して参りました。
2021年1月12日に設立した2号ファンド(イノベーション京都2021投資事業有限責任組合)は一定条件の下、京都大学以外の国立大学発ベンチャー企業へも投資可能です。弊社が培ってきたノウハウ等を京都大学以外の国立大学へも還元し、大学発ベンチャー全体の底上げを図るという重責を担うことになると認識しております。
このような活動を継続していくためには、新製品・新規事業開発の経験やサイエンスに対する深い造詣を有し、かつ大学のカルチャーも理解できる人材が必要であり、今まで以上に皆様からのご支援が大切であると強く感じております。
何卒、引き続きのご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
会社概要
COMPANY PROFILE
社 名 | 京都大学イノベーションキャピタル株式会社(略称:京都iCAP) Kyoto University Innovation Capital Co.,Ltd.(略称:KYOTO-iCAP) |
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所在地 | 〒606-8317 京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学 国際科学イノベーション棟東館4階 |
設 立 | 2014年12月22日 |
資本金 | 35,000,000円 |
株 主 | 京都大学100% |
代表取締役 | 楠美 公 |
事業目的 | 投資事業等(特定研究成果活用支援事業) |
ファンド概要
FUND OVERVIEW
名 称 | イノベーション京都2016 投資事業有限責任組合 |
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無限責任組合員 | 京都大学イノベーションキャピタル株式会社 |
ファンド期間 | 2030年12月まで (ただし、5年間延長の場合もあり) |
ファンド規模 | 160億100万円 |
名 称 | イノベーション京都2021 投資事業有限責任組合 |
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無限責任組合員 | 京都大学イノベーションキャピタル株式会社 |
ファンド期間 | 2032年12月まで (ただし、5年間延長の場合もあり) |
ファンド規模 | 181億4000万円 |