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  • 2026.1.6
  • 投資関連

フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社への新規投資について

京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下「京都iCAP」)(本社:京都市左京区、代表取締役:楠美 公)を無限責任組合員とするイノベーション京都2021投資事業有限責任組合(以下「KYOTO-iCAP2号ファンド」)は、在宅透析用装置を開発するフィジオロガス・テクノロジーズ株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役:宮脇 一嘉)への新規投資を実行いたしました。

今回の投資の概要
腎不全末期の患者に対して実施される人工透析は全世界で300万人が受けている治療であり、社会全体の高齢化に伴い透析患者数は増加しています。患者は週3回透析施設に通い、1回あたり4~5時間を要する治療を受けなければならず、患者の生活にとって著しい障害となっています。

自宅での在宅透析も可能ではありますが、装置導入のハードルの高さなどから現状ではほとんど普及していません。既存の在宅透析装置は1回あたり300L以上の精製水を使用するため、透析装置以外に精製水製造装置の設置や水道代の負担が必要であり、こうした点が在宅透析導入のハードルとなっています。フィジオロガス社は特殊なカラムの開発に成功しており、精製水を使用することなく患者の体内から老廃物などを除去できる技術を確立しています。

フィジオロガス社の透析装置が医療機器として承認され一般に使用できるようになれば、在宅透析がより身近なものになり、患者の都合の良い時間帯に自宅で透析治療を受けることが可能になります。また、透析の回数を増やすことが容易となり、施設透析と比較して健康状態の改善も見込めます。

フィジオロガス社はこのたび、京都大学医学部附属病院先端医療研究開発機構と契約し、臨床開発やデータ分析などにおいてサポートを受けることとなりました。京都iCAPは、フィジオロガス社が開発中の在宅用透析装置が、透析患者のQOL改善などに多大なメリットをもたらす可能性に期待し、約1億円を投資することとしました。

フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社 概要
設立   :2020年3月
事業内容 :在宅透析用装置の開発
本社所在地:神奈川県相模原市南区北里一丁目15番1号
代表取締役:宮脇 一嘉
HP   :https://physiologas.co.jp/

京都大学イノベーションキャピタル株式会社について
京都iCAPは、京都大学100%出資子会社として、京都大学を中心とした国立大学から 生まれた研究成果を活用する企業を対象に投資やその他の事業支援を行っております。当 社は現在、総額160億円のイノベーション京都2016投資事業有限責任組合(以下「KYOTO-iCAP1号ファンド」)(2016年1月設立)と総額181億円のKYOTO-iCAP2 号ファンド(2021年1月設立)を運営しています。KYOTO-iCAP1号ファンドの満期は最長20年、KYOTO-iCAP2号ファンドの満期は最長17年に設定しており、基礎研究に強みを持つ京都大学の研究成果の実用化を長期にわたって支援することが可能となっています。また、KYOTO-iCAP2号ファンドでは、一部資金を京都大学以外の国立大学発ベンチャー に投資することとしています。

【お問い合わせ先】
京都大学イノベーションキャピタル株式会社
〒606-8317 京都市左京区吉田本町 36 番地 1
事業企画部長(広報担当) 河野修己
E-mail:info@kyoto-icap.co.jp
TEL:075-753-7588

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