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  • 2022.3.25
  • 投資関連

Eurus Therapeutics株式会社への新規投資について

京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下「京都iCAP」)(本社:京都市左京区、代表取締役:楠美 公)を無限責任組合員とするイノベーション京都2021投資事業有限責任組合(以下「KYOTO-iCAP2号ファンド」)は、Eurus Therapeutics株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:能見 貴人)に対する新規投資を実行いたしました。

○今回の投資の概要
Eurus Therapeuticsは、新しい遺伝子関連治療に関するアイディアを基に2021年2月に設立された創薬ベンチャーです。国立大学の技術と知見を活用することで、事業を加速していきます。

遺伝子関連治療に対する新しい技術は、CRISPR/Cas9システムの発見を皮切りに、様々な遺伝性疾患への治療応用が進んでいます。一方、CRISPR/Cas9システムの使用には技術面ならびに治療応用面での課題が依然として多く残っており、またビジネス面では米国の研究機関とライセンス契約を締結する必要があるため、国産の新しい技術の開発と治療応用が求められています。加えて、国内外問わず、独自の技術を有する企業が臨床入り前に大型の提携を成立させる事例が続いており、注目度が高い領域といえます。

これらの動向を踏まえ、京都iCAPはEurus Therapeuticsによる新規遺伝子関連治療の将来性を高く評価し、第三者割当増資による20百万円の新規投資を実行しました。今回の調達は総額約44百万円で、京都iCAPの他にニッセイ・キャピタル株式会社が運営する投資事業有限責任組合ならびに個人投資家が参加しています。

Eurus Therapeutics株式会社 概要

設立 2021年2月
事業内容 新規遺伝子関連治療法の開発
本社所在地 神奈川県藤沢市
代表取締役 能見 貴人(のうみ たかと)

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