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  • 2021.3.1
  • 投資関連

株式会社マイオリッジへの追加投資について

京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下「京都iCAP」)(本社:京都市左京区、代表取締役:楠美 公)を無限責任組合員とするイノベーション京都2016投資事業有限責任組合(以下「KYOTO-iCAP1号ファンド」)は、京都大学の研究成果を活用するベンチャー企業である株式会社マイオリッジ(以下「マイオリッジ」)(本社:京都市左京区、代表取締役:牧田 直大)に対する追加投資を実行いたしました。

○今回の投資の概要
マイオリッジは、京都大学 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)の研究成果を基に、南一成博士(iCeMS元特定拠点助教)らにより設立されたベンチャー企業であり、独自のiPS細胞由来心筋細胞関連技術をはじめ、再生医療用の培地開発技術を用いて再生医療業界に貢献することを目指しています。

同社はこれまで、プロテインフリー培地によるiPS細胞由来心筋細胞の作製、装置メーカー様や培養基材・化学品メーカー様との共同を含めた製造プロセス開発、心筋細胞の研究で培った技術を用いた心筋細胞以外の細胞培養用培地開発等、細胞培養に必要なインフラ技術の開発と社会実装に取り組んできました。

京都iCAPでは、マイオリッジが細胞医薬の品質保証と安定製造を担う細胞エンジニアリング企業として、iPS細胞を中心とする幹細胞を原料とした細胞医薬の実用化に貢献する可能性に引き続き期待し、RFIアドバイザーズ株式会社(代表取締役:坂本啓晃)を無限責任組合員とする投資ファンドである地域次世代産業推進投資事業有限責任組合と共同で投資契約を締結、54百万円の投資を実行しました。

株式会社マイオリッジ 概要

設立 2016年8月
事業内容 再生細胞医療の培養技術と関連技術の研究開発
本社所在地 京都市左京区
代表取締役 牧田 直大

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