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  • 2020.8.18
  • 投資関連

株式会社FLOSFIAへの投資について

京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下「京都iCAP」)(本社:京都市左京区、代表取締役:楠美 公)を無限責任組合員とするイノベーション京都2016投資事業有限責任組合(以下「KYOTO-iCAP1号ファンド」)は、京都大学の研究成果を活用するベンチャー企業である株式会社FLOSFIA(以下「FLOSFIA」)(本社:京都市西京区、代表取締役社長:人羅 俊実)に対する投資を実行しました。

○今回の投資の概要
FLOSFIAは、真空装置を使わない画期的な製造方法MIST EPITAXY®法によってα型酸化ガリウムを用いたパワー半導体を開発・製造する京都大学発ベンチャーです。α型酸化ガリウムは京都大学藤田静雄教授により見出された、電力変換損失を大幅に削減しつつ電力変換回路全体のコストを大きく低減する優れた物性を有するパワー半導体材料です。FLOSFIAは、世界に先駆けてα型酸化ガリウムパワー半導体の研究開発に取り組み、製品の量産販売目前という状況に至っています。

省エネへ取り組む世界的な動きの中で、α型酸化ガリウムパワー半導体は産業、自動車・電装、新エネルギー等の分野での省エネに大きく貢献することが期待されています。京都iCAPは、昨今の不透明な社会情勢化において着実なα型酸化ガリウムパワー半導体の供給を支援すべく、FLOSFIAの第三者割当増資に、三菱重工業株式会社ともに応じ、3億円の投資を実施しました。FLOSFIAへは、2017年に実施した1億円の投資に続き、2回目の投資になります。

株式会社FLOSFIA 概要

設立 2011年3月31日
事業内容 MIST EPITAXY®法によるα型酸化ガリウムパワー半導体の開発・製造
本社所在地 京都市西京区
代表取締役 人羅 俊実

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