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  • 2020.3.16
  • 投資関連

株式会社オリゴジェンへの追加投資について

京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下「京都iCAP」)(本社:京都市左京区、代表取締役:室田浩司)を無限責任組合員とするイノベーション京都2016投資事業有限責任組合(以下「KYOTO-iCAP1号ファンド」)はこのたび、京都大学の研究成果を活用するベンチャー企業である株式会社オリゴジェン(以下、オリゴジェン)(本社:京都市左京区、代表取締役社長:城戸常雄)に対する投資を実行いたしました。

○オリゴジェンへの投資実行について
オリゴジェンは、神経系疾患に対する新規治療法の研究開発を主力事業とするベンチャー企業です。同社の城戸社長は京都大学医学部出身の神経内科医であり、米国などでの研究活動の結果、新たな神経幹細胞を発見し「OligoGenie」と命名しました。

神経の活動には電気信号を伝える軸索とその回りを覆う絶縁性の髄鞘が必要であり、OligoGenieはこの髄鞘を形成するオリゴデンドロサイトへの分化能が極めて高いという特徴を持っています。オリゴジェンは現在、OligoGenieの特徴を活かし、オリゴデンドロサイトの異常や損傷が原因となっている様々な難治性疾患を標的とした、治療薬の実用化に取り組んでいます。

京都iCAPは、難病で苦しむ患者さんに新規治療薬を届けたいというオリゴジェンの経営理念と新規神経幹細胞を見い出した研究開発力を高く評価し、総額7,500万円の第三者割当増資にニッセイ・キャピタル株式会社と共に応じ、2,500万円の投資を実行しました。

株式会社オリゴジェン 概要

設立 2015年8月
事業内容 神経疾患領域の新規治療薬開発
本社所在地 京都市左京区
代表取締役 城戸 常雄

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