投資

INVESTMENT

よくあるご質問

2号ファンド(2021年1月12日設立)より、京都大学以外の国立大学の成果を活用するベンチャー起業も出資等の支援対象となりました。
以下の質問/回答において、支援対象は”京都大学”を”京都大学及び他国立大学”と読み替えてください。

どんな会社が出資を受けられるのですか?

京都大学の研究成果の事業化を目指す未上場企業が対象となります。

京都大学が保有する特許のライセンスを受ける、京都大学の研究者と共同研究を実施するなどが、京都大学の研究成果の事業化を目指す入り口になります。
また、事業の拡大を目指す未上場企業であることが条件となります。研究者による学術研究のための研究資金の獲得を主な目的とする未上場企業は、投資対象となりません。

投資を受けるにはどんな手続が必要ですか?

まずは弊社にご連絡下さい。

投資担当者が、面談やご提出いただく資料を通じて投資検討を進め、主に外部の有識者の方から構成される支援・投資委員会にて投資の可否が決定されます。

提出する書類の書式はありますか?

申請書の書式はございません。

弊社の投資検討において、必ず作成いただかなければならない申請書の書式はございませんが、弊社にご連絡頂く際に一般のベンチャーファイナンスで用いる事業計画をご持参いただくと、円滑にディスカッションを進められます。

投資の審査にはどのくらいの期間がかかりますか?

コンタクトいただいてから投資決定までの期間として、これまでの最短ケースは67日です。

3ヶ月~半年以上かかるのが通常ですので、ファイナンスは資金繰りに十分余裕をもってご計画下さい。

投資判断の具体的な基準を教えてもらうことはできますか?

なお、京都大学イノベーションキャピタルの投資は、あくまで研究成果の事業化を目的としており、事業化の蓋然性が低い純粋な学術研究のための投資は行っておりません。
(あくまで、かかる事業化の達成を通じて、“我が国の学術研究の発展に寄与する”こと、および、“京都大学の学術研究の進展に資する”ことを目指すものです。)
また、投資判断に際しては、“大学とは独立した意思決定プロセスを遵守すること”を政府から強く求められており、学内外の要職者からの紹介の有無が投資の可否判断に有利に結びつくことも一切ございません。
(支援・投資委員会の委員や投資担当者に対する圧力・誹謗・中傷・嫌がらせ・不当なクレーム等に対しては、外部の法律専門家とも相談の上、然るべき措置を取らせていただく場合もございます。)

ビジネスプランの作成を支援してもらえますか?

京都大学の研究成果の事業化につながることが期待できる場合は、支援を行います。

京都大学の卒業生の起業は支援してもらえるのですか?

京都大学の卒業生が創業者や経営陣に含まれていることのみでは、弊社の出資対象とはなりませんのでご留意下さい。

上述のように、京都大学の研究成果の事業化につながることが期待できる場合は、支援を行います。

京都大学の卒業生でなくても支援してもらえるのですか?

他大学発のベンチャーであっても、京都大学の研究成果の事業化につながることが期待できる場合は、支援を行います。

京都大学の研究成果を活用することが条件ということですが、特許のライセンスを受けなければ出資を受けることはできませんか?

研究成果とは、特許権以外の知的財産権も包含しておりますので、特許権のライセンスのみに限定しておりません。

一方、共同研究の成果に伴い、共同出願に至った特許の活用も研究成果の活用に含まれます。

民間のベンチャーキャピタルから出資を受けたら京都iCAPからの出資を受けることはできなくなりますか ?

民間のベンチャーキャピタルから既に出資を受けている企業であっても、京都大学イノベーションキャピタルから出資を受けることができます。

なお、弊社が運用しているファンドは、(公的資金が大半であることから)貴社の時価総額や株価の算定に際しては、保守的な対応をすることを求められております。

出資ではなく、創業前の資金を支援をしてくれる制度があると聞いたのですが?

京都大学産官学連携本部が京都大学の研究成果の事業化に対する起業支援プログラムを運営していますので活用をご検討ください。

詳細は以下のURLをご参照下さい。
https://www.saci.kyoto-u.ac.jp/venture/support/program/

京都大学の技術や研究者の紹介をお願いすることは可能ですか?

京都大学の研究成果の事業化につながることが期待でき、かつご紹介する研究者にとってもメリットがあることが期待できる限り、お引き受けします。

京都大学と京都大学イノベーションキャピタルの関係は?

京都大学イノベーションキャピタルは京都大学の100%子会社です。

法令により、京都大学イノベーションキャピタル株式会社以外のベンチャーキャピタルを含む投資会社に対して京都大学が株式出資することはできません。

京都大学イノベーションキャピタルと京大認定ベンチャーファンド(日本ベンチャーキャピタル㈱・みやこキャピタル㈱)との違いはなんでしょうか?

京都大学では、株式上場等の成功を目指すベンチャー企業を支援し研究成果の社会還元を加速するため、公募により、民間ベンチャーキャピタルを京大ベンチャーファンドとして選定しています。1号ファンドとして選定されたのが日本ベンチャーキャピタル㈱、2号ファンドとして選定されたのが、みやこキャピタル㈱です。
いずれも京都大学との資本関係はありませんが、京都大学イノベーションキャピタルや京都大学と連携して京大発ベンチャーを支援するベンチャーキャピタルです。

どんな業種に投資していく方針ですか?

総合研究大学である京都大学の特色を活かし、幅広い分野に投資を行っていきたいと考えています。

自然科学系にとどまらず、人文社会学系の研究成果の事業化を目指す企業も支援する方針です。
これまでの実績は投資先一覧をご覧ください。

コ・ワーキングスペースはありますか?

はい、複数ございます。

ベンチャー企業向けの施設として、京都大学内には、オフィススペースとしてベンチャーインキュベーションセンターが、ライフサイエンス分野向けのウェットラボとしてイノベーションハブ京都があります。
また学外にはクリエイション・コア京都御車、京都リサーチパーク(KRP)、京大桂ベンチャープラザなどの施設があります。

ベンチャーインキュベーションセンター http://www.venture.saci.kyoto-u.ac.jp/?page_id=273 
イノベーションハブ京都 http://www.ihk.med.kyoto-u.ac.jp/
クリエイション・コア京都御車 http://www.smrj.go.jp/incubation/cckm/
京都リサーチパーク http://www.krp.co.jp/
京大桂ベンチャープラザ http://www.smrj.go.jp/incubation/kkvp/

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